2026年8月8日、日本の元号表記で8が3つ並ぶ「8・8・8」の日を迎えた。たこ焼きチェーンの築地銀だこを運営するホットランドホールディングスと、名古屋鉄道が、この巡り合わせに合わせた記念キャンペーンをそれぞれ実施した。

築地銀だこの「銀だこの日」

「築地銀だこ」を展開するホットランドホールディングスは、8月8日を「銀だこの日」と定め、全国の店舗(一部除く)で先着88人限定・1舟88円に値下げした「ぜったいうまい!!たこ焼」(ソース、8個入り)を販売した。対象は1人1舟までで、2舟目以降は通常価格に戻る仕組みだった。

この日はたこ焼き1舟(6個入り以上)の購入でスタンプが3倍になる特典を終日用意したほか、8月5〜7日には同商品を100円引きで販売する「銀だこ祭り」を実施し、8月9日にはスタンプ2倍のキャンペーンも組み合わせた。

名鉄は「8時8分8秒」に888セット限定発売

一方、名古屋鉄道は8月8日、秒単位まで合わせた午前8時8分8秒に販売を開始した。名鉄名古屋駅の特設会場で用意したのは「8・8・8記念乗車券」限定888セット(1セット880円)で、駅名に「八」の字を含む三河八橋・八幡・八幡新田の3駅発の片道乗車券をセットにしたものだ。

券面には社名や形式名に「8」を冠した過去の車両の写真をあしらった。対象は8800系・キハ8000系・モ880形の3種で、購入は1人2セットまで、乗車券自体は12月28日まで1回限り有効とした。8月中は同じ「8・8・8」をデザインした記念イラストを掲出する車両も走らせている。

一度きりの「8並び」

令和8年8月8日は、元号を数字に置き換えたときに8が3つそろう組み合わせで、次に同じ元号のもとで巡ってくることはない。日本では末広がりの形から8を縁起の良い数字とする受け止め方もあり、飲食から鉄道まで業種を問わず、この一度限りの日付にちなんだ企画が組まれた形だ。

トレ助

【トレ助のコメント】

888セットの発売時刻を秒単位まで「8時8分8秒」にそろえたのは、名鉄らしい徹底ぶりだ。駅名の「八」、車両形式の「8」、時刻の「8」までそろえる仕掛けは、鉄道会社が持つ駅名と車両形式という手持ちの資産を余さず使い切った企画といえる。