東京ディズニーランドと東京ディズニーシーを運営する、オリエンタルランド。 ディズニーとは資本でつながらない独占契約を結び、パークを育ててきた。 新しい海のエリアと客船事業に、次の50年を賭けている。
創業から現在へ — ストーリー
10年で、売上は約1.5倍
(会社に残った利益。現金の増減とは異なります)
事業の構造 — 何で稼いでいるか
投資指標
取得中…
カリフォルニア視察——川崎千春、浦安埋め立てに動いた
1958年、京成電鉄社長の川崎千春は渡米中にカリフォルニアのディズニーランドを訪れました。1960年、京成電鉄・三井不動産・朝日土地興業の出資で、浦安埋め立てのための交渉組織としてオリエンタルランドが設立されました。
「連日連夜の酒席」——漁業組合との交渉で信頼を勝ち取った
専務の高橋政知は浦安の漁業組合との交渉にあたり、漁協幹部と酒を酌み交わして信頼を勝ち取り、交渉をまとめました。
資本を持たない「独占契約」——ディズニーと結んだ
1979年、オリエンタルランドは米ウォルト・ディズニー・プロダクションズと契約を結びました。
総工費約1,500億円——開業した東京ディズニーランド
1983年に開業した東京ディズニーランドは、土地を除いても総工費約1,500億円を投じた施設でした。
フレンドシップ・ソサエティー——円満な労使関係を体現する
当社の労働組合は「オリエンタルランド・フレンドシップ・ソサエティー(OFS)」と名乗り、2026年の組合員数は24,498人でした。上部団体の労組連合会「OGFS」を通じてUAゼンセンに加盟しており、有価証券報告書上場企業が事業年度ごとに提出する、経営状況や財務情報をまとめた法定開示書類。は労使関係について「円満に推移しており、特記すべき事項はありません」と記しています。
「交際費」課税——清掃委託料訴訟で最高裁が退けた
国税当局は、清掃委託料の一部を接待に使う『交際費』にあたるとみなして課税しました。オリエンタルランドはこれを不服として争いましたが、2010年、最高裁は会社側の主張を認めず、課税処分が維持されました。
「ぬいぐるみと段ボール」——震災の夜、キャストが配った
2011年の東日本大震災発生日、東京ディズニーリゾートには約7万人の来園者がおり、うち約2万人が帰宅できず園内で夜を明かしました。キャストは備蓄の非常食やぬいぐるみ、段ボールを配って対応し、パークは約1カ月後、開業日と同じ日付に営業を再開しました。
上場来初の赤字——コロナで臨時休園に追い込まれた
2020年、新型コロナウイルスの感染拡大で東京ディズニーリゾートは臨時休園に追い込まれ、翌年3月期は連結最終損益511億円の赤字となり、上場以来初めての通期最終赤字となりました。
